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JPRレポート

 

日成ビルト工業株式会社
東証一部 1916

発行日 2015年1月19日

次元の異なる拡大ステージへ移行中

  • システム建築、立体駐車場で独自の事業形態:
    当社は、システム建築、立体駐車場に強みを持ち、総合建設業も手掛ける総合メーカーである。システム建築では、部材を標準化し、生産をシステム化し、規格化した建築物を短工期で提供する。当社は、延床面積1000?u以下の物件を得意とする。同様の事業形態をもつ競合企業は見当たらない。震災復興需要で2011年3月期17,204百万円であった売上高は2012年3月期で41,854百万円と拡大した。ROEは同時期に2.6%から20.6%へと大幅に改善した。その後、提携、M&A戦略を進めた結果、復興需要減少を補い、2014年3月期売上高は41,854百万円、ROEは13.0%となっている。

 

  • M&A・提携戦略により次元の異なる拡大ステージへ:
    当社の強みは、空間の可能性を最大化する「提案力」と「技術力」を全国一貫体制により提供することにある。創業二代目の森岡篤弘社長の強力なリーダーシップのもと、この強みを活かすために、①M&A戦略、②提携戦略、③高収益ストック型ビジネス拡大、④海外進出、を積極的に進めている。当社システム建築事業の国内の市場規模は7,000億円ほどあり成長余地は大きい。ジェイ・フェニックス・リサーチ(以下「JPR」)では、当社は、次元の異なる拡大ステージへと移行中とみている。株価291円は、その移行を十分に織り込んでいないと考える。

 

  • 具体的な長期的成長メッセージの発信を期待:
    下期偏重により、2015年3月期2Q累計決算では、売上高は前年同期比で0.9%減となったが、利益率改善により営業利益は16.2%増となった。通年では前年同期比で売上高12%増の47,000百万円、営業利益40%増の3,250百万の計画となっている。中期経営計画においては、2016年3月期は売上高50,000百万円、営業利益は3,500百万円と成長率が鈍化する見通が示されている。より長期的成長メッセージの今後の発信に期待したい。

 

   詳細は以下のPDFファイルをご覧ください。

 1916nisseibuild20150119.pdf(3.33 MB)

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