人生をかけたい2つのビジネス

幸運なことに人生をかけたいビジネスチャンスにいくつか恵まれてきている。日本を変えるほどのインパクトがあるビジネスだ。

一つは、藻をつかったエネルギー産業である。過去のブログでも伝えたが、とうもろこしや大豆だと、例えば、米国のエネルギーを全てまかなおうとすると、米国全てをとうもろこし畑にしないといけないそうだ。

それではいったいどこに人は住めばよいのか、ということになってしまう。

一方、原始的な生物だが、藻は、とうもろこしや、大豆に比べると、よけいな葉っぱや、根、花など持たないで、光合成をして、せっせと、糖分や、油脂をつくるため、エネルギー効率としては、百倍以上の生産性があるという。

そうすると、だいたいフロリダ州ほど藻の栽培大農場があれば、全て米国のエネルギーをまかねえることになるそうである。

ビルゲイツも100億円ほど投資しているビジネスである。うまくいけば、「たら」「れば」の話だが、関わっている企業が上場までこぎつけたら数千億円の時価総額になることは間違いない。

そんなことを考えているベンチャー企業は世界に100ほどあるが、100分の1の確率であれば、人生をかけてもいいかもしれない。

もちろん、ガソリン1L100円並の安さにまですることは、並大抵の努力では実現できない。しかし、細かくバリューチェーンを分析して、勝利の方程式はだいたい見えてきた。後は、仕掛けて、推進するである。

副産物として豊富な栄養分をもつ食料源も供給できるため、日本でこの産業を興せば、エネルギー自給率向上、二酸化炭素削減、食料自給率向上、それに関わる雇用の創出など、いいことずくめである。

まさに人生をかけたいビジネスだ。

もう一つは、超画期的な無線LANルーターを使ったソリューション事業だ。光ファイバーと同じ品質の通信を広域で実現する技術である。大手通信事業の技術者でも、どうやって実現できたのか全く解明できない技術だ。通常のルーターは、ハードでルーチングしているが、このルーターはソフトでルーチングしている。画期的なアルゴリズムであり、特許で抑えており、数年は追いつけない技術である。

ハードの特許は、リバースエンジニアリングなどで、わりと簡単にまねされるリスクがあるが、ソフトは分解してもリバースすることなどできない。特許で守ることができる技術である。

これが実現できれば、歩きながら、リッチコンテンツを非常に安く楽しめることができる。B to B, B to C, C to Cとあらゆるコンテンツ産業に対して、いろんなビジネスチャンスが広がるかもしれない。

コンテンツビジネスは、今後の日本をリードする産業として発展するかもしれない。なんといっても、誰でも、才能さえあれば、参入可能であり、世界を相手にビジネスができる。コンテンツビジネスがグローバル化することは日本の雇用創出に寄与することは間違いない。

そのためのインフラを無線で行うことで、その動きを加速することができよう。

これも人生をかけて取り組みたいビジネスだ。

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