心のトランスフォーメーション

「心のランスフォーメーション(MX)」の勧め

「心のランスフォーメーション(MX)」の勧め

日本の経済的地位は低下の一途をたどっている。

2022年12月14日の日経新聞では「日本経済研究センターは、個人の豊かさを示す日本の1人当たり名目国内総生産(GDP)が2022年に台湾、23年に韓国をそれぞれ下回るとの試算をまとめた。デジタル化で後じんを拝し労働生産性が伸び悩むことに加え、円安・ドル高でドル換算の金額が目減りするためだ」と報道されている。

一体どこまで日本は落ちていくのだろうか?
この国の未来はどうなるのか?

若い学生とこの前、会話していたら、「この国に未来はない。オーストラリアに出稼ぎに行く」
と言っていた。

ショックである。

日本人のみんなが、なにかおかしいと思っているのではないか?

東京の街並みを見れば、こんなに美しい街はないとつくずく感じる。

どこでもごみがほとんどおちておらず、電車は正確で、物事が計画通り進むという安心観、
街をあるいていてあらゆる意味での「信頼」は、世界一ではないかとおもう。

最も求めらるものは社員の「心のトランスフォーメーション」
すなわちMind-Transformation =MXではないか?

JPRでは、株主価値の社員にとっての意味、企業にとっての意味を解きほぐして、
株主に対して誇りに思う事業計画の策定支援を行っている。

価値創造への社員の「心」がまえのトランスフォーメーシ
がすすむと非常にうまく支援が進む。

具体的に、何をトランスフォーメーションするのか?

A:「概念」は与えられるものというマインド
B:「概念」は作りだすものというマインド

A→Bへのトランスフォーメーションである。

新しい概念を考えるのは、社長や一部の経営陣であったが、
それが今や一般社員にまで求められている。

社長はより抽象度の高い「価値観」「志」「志向性」へシフトし、
いままで社長が考えてきた新しい事業をうみだす「概念」の創造が一般社員まで求められている。

すでに存在する「概念」は、過去のもの、誰かがすでに考えたものである。
それを軸に事業をおこなうと、レッドオーシャンになるリスクがたかい。

ただし、新しすぎても難しい。

そこはヒット商材の法則「馴染みのある新しさ」を追求するのが重要である。

昔からある神話のストーリーを未来の宇宙に置き換えて大ヒットした
スターウオーズのイメージである。

ただし、いまはデータ社会である。根拠なく「概念」を作り出しても成功確率は低い。

事業に関する情報、データをあらゆる媒体からかき集め、観察し、
数字で事業機会、今後の市場トレンドについて、リサーチ、分析、そして
価値を生み出す「馴染みのある新しい」概念をつくりだす。

そして現場で顧客とはなし、観察し、再び、リサーチ、分析、仮説検証を繰り替えす。

このようなマインドをもって、日々仕事に社員が従事する企業が
あらゆるトランスフォーメーションをリードするだろう。

価値創造には、ざっくり大雑把に言えば5つの要素が必要である。

1.環境
2.価値
3.意味
4.ビジネスモデル
5.経営資源

環境は、いわゆるPEST、5フォース、3Cである。
価値は、ターゲット顧客が何を価値と感じるか?
意味は、価値がどのようなつながりを環境の中でもっているのか?
ビジネスモデルは、価値と意味を実現する、企業の事業の仕組み、見取り図、ワークフロー、システム
経営資源は、ビジネスモデルを構成する人、モノ、カネ、知識、取引業者など

これまで、1から3は、社長が考え、それを具現化するために社員が4.と5.

価値創造の5これまでは、仕事はあたえらるもの、社長が考えるもの

いま、創業100年の伝統的企業と、IPOしたての新興企業について
株主の

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