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JPRレポート

 

株式会社エー・ディー・ワークス
JASDAQ 3250

ベーシックレポート
発行日2013年7月1日

  • 個人富裕層向け不動産事業に特化しワンストップソリューション提供:
    1886年創業の染色業を起源とする。1970年に不動産事業部を発足させ、75年に不動産事業に特化した。リーマンショック後は、東京圏において、3億円未満の中古マンションを中心に一棟買いし、修繕、空室率低下、遵法性適合化等によりバリューアップし、個人富裕層に販売する事業に特化。管理、各種コンサルティングもワンストップで提供。仕入、販売では、外部仲介業者等と連携。ビジネスモデルの財務的特色として、?@不況期でも対象不動産の取引は枯渇しないため、資産の迅速なキャッシュ化が可能、?A棚卸不動産の賃料収入で収益安定性向上が図れること、の2点が挙げられる。景気に左右されにくい安定的な事業拡大が可能なビジネスモデルである。

 

  • ブルーオーシャン型事業を開拓中・潜在的に大きな成長余地:
    当社がフォーカスする不動産は、個人直接購入、零細不動産業者による売買が大半を占める。そうした中で、当社は、上場企業としての信頼性、資金力、情報力、機動力、人材力で、質の高い差別化されたワンストップソリューションを提供し、競合の少ない「ブルーオーシャン型」の市場を開拓しつつある。ただしビジネスモデルを確立したのはこの数年であり、売上は100億円程度にとどまり、規模のメリットも不十分な状態であり、規模拡大・利益率向上・業績安定性向上の途上にある。

 

  • 規模拡大による利益率・業績安定性向上・資金調達力向上がカギ:
    首都圏の個人保有12兆円(当社調べ)の不動産ストックを背景に成長余地は十分にある。潜在的成長性が高く、差別化された顧客価値を提供するブルーオーシャン型ビジネスを展開する当社にとって、利益成長のカギは、?@規模拡大による利益率・業績安定性向上、?A物件購入資金力の一段の向上である。昨年のライツオファリングによる資金を業績向上に直結させ、株主の信頼を得てさらなる資金調達を成功できるかが、当社の今後の成長を見る上で極めて重要である。

 

   詳細は以下のPDFファイルをご覧ください。
 3250ADワークス社レポート20130701

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